●高偏差値校にシフト、上位の人気校が激戦であった裏付け……
ゾーン区分:首都圏模試センターの偏差値に基づき、Aゾーンの学校(60以上)、Bゾーンの学校(59〜50)、Cゾーンの学校(49〜40以上)ごとに集計した。
■前年比の背景色で、黄色くなっているところは増加。
(G) 東京と神奈川の男子(午前)・日程別&偏差値区分別受験動向
  
日 程
東京・男子(午前)受験者数 神奈川・男子(午前)受験者数
2009年 2010年 前年比 2009年 2010年 前年比
 偏差値
 Aゾーン
 (60以上)
2月1日 A 8,287 8,533 103.0% 2,486 2,362 95.0%
2月2日 A 6,191 6,896 95.2% 2,475 2,503 101.1%
2月3日 A 4,340
4,062
93.6% 2,805 2,689 95.9%
2月4日 A 3,295
2,717
82.5% 1,760 1,626 92.4%
2月5日 A 1,543 1,423 92.2% 1,203
1,117
92.9%
 偏差値
 Bゾーン
 (59〜50)
2月1日 B 4,371 3,920 89.7% 1,351 1,342 99.3%
2月2日 B 3,216 3,056 95.0% 1,590 1,594 100.3%
2月3日 B 2,447 2,113 86.4% 858 856 99.8%
2月4日 B 779 887 113.9% 999 1,001 100.2%
2月5日 B 679 530 78.1% 1,106 836 75.6%
 偏差値
 Cゾーン
 (49〜40)
2月1日 C 2,969 2,436 82.0% 798 779 97.6%
2月2日 C 1,587 947 59.7% 24
20
83.3%
2月3日 C 918 709 77.2% 41 66 161.0%
2月4日 C 614 380 61.9% 165 157 95.2%
2月5日 C 395 304 77.0% 245 87 35.5%
 

 

《解説》

 受験校を首都圏模試センターの偏差値(A=60以上、B=59〜50、C=49〜40)に分けて1都3県それぞれの動向を分析してみた。

 大きな傾向として入試日程が進むにつれて大きく受験者数が減る、ということ。受験生が上位校に集中し、中堅以下では受験生の絶対数が少ないにもかかわらず、受験率低下の影響が大きいということが見てとれる。

 東京の2月1日〜5日の午前入試をトータルすると、男子受験生の60.4%がAゾーンの学校を受験している。これは昨年比で3.3ポイントの上昇。女子受験生は40.7%がAゾーンを受験し、これも2.9ポイントの上昇である。東京の場合は男子はCゾーンの受験生の比率が減り、Aゾーンへ。女子はBゾーンの受験生が減りAゾーンへとシフトしている。

 いっぽう神奈川では男子は60.1%がAゾーンを受験し、昨年比では0.9ポイント上昇、女子は31.7%がAゾーンを受験し、1.0ポイントダウンとなっている。

 ただし2月1日の午前入試に限って言えば、東京男子はAゾーンの受験比率が4.3ポイントアップ。東京女子は8.5ポイントアップ、神奈川男子は2.1ポイントダウンだが、神奈川女子は5.2ポイントの上昇。これは上位の人気校が激戦である裏付けだろう。 

  (F)新規開校、共学化した学校の受験状況
  (H)東京と神奈川の女子(午前)・日程別&偏差値区分別受験動向