●神奈川の共学校以外は減少、ただ男子校は歩留まりがよかった
■神奈川の健闘が目立つ。神奈川の共学校が1都3県で唯一前年比プラス。
(B) 都県別・男女別・受験者数前年比
   

■受験者の延べ人数を、都県別に集計してみました。
■対前年比の背景色で、黄色くなっているところは増加です。

(C) 都県別の延べ受験者総数とその増減
 東京
校 種 受験者数 対前年比
2009 2010
共 学 39,344 35,335 89,81%
女 子 39,892 34,690 86,96%
男 子 26,974 26,287 97.45%
合 計 106,210 96,3123 90.68%
 神奈川
校 種 受験者数 対前年比
2009 2010
共 学 15,866 16,133 101,68%
女 子 11,456 11,352 99.09%
男 子 11,565 11,111 96.07%
合 計 38,887 38,596 99.25%
 千葉
校 種 受験者数 対前年比
2009 2010
共 学 23,817 21,404 89.87%
女 子 3,656 2,849 77.93%
男 子 -- -- --
合 計 27,473 21,404 88.28%
 埼玉
校 種 受験者数 対前年比
2009 2010
共 学 23,672 22,367 94.49%
女 子 4,980 4,773 95.84%
男 子 4,556 4,449 97.65%
合 計 33,208 31,589 95.12%

《解説》

 今度は男子校・女子校・共学校という分類をしたうえで、受験者数を前年と比較してみた。真っ先に目立つのは神奈川の健闘。特に神奈川の共学校が1都3県で唯一前年比プラス。不況化にもかかわらず、総合的に「私立中学受験が根づいている」ということだろうか。

 全般的には女子校の落ち込みが気になるところ。最終的に受験を決断するときに、やはり男子にバイアスがかかることは昔も今も変わらないと。3校ずつ存在する千葉と埼玉の女子校の数字の差が大きいのは難易度・人気度に差があるせいもあるのだろう。

 ここからも中堅校以下が生徒募集に苦戦している状況が見て取れる。東京の場合は、ここに早大学院・中大附・成立学園・東京都市大等々力(共学部)の数字が含まれていないが、この4校の合計が2,342であり、合算してもトータルの前年比は93%に届かない。  

  (A)1都3県の受験者数と受験率の推定数
  (D)学校別の受験者総数ランキング